投資信託 | |||||||||||||
Q7:定期預金が満期になったので・・・
A7: 一度にまとめて購入するより、毎月一定額を積立てる方が、リスクをおさえることができます。 銀行や郵便局の定期預金では、なるべく早く定期にしておいた方が、時間がたつほど利子が付きます。余裕のあるお金は、すぐに運用しないと損になります。 しかし、投資信託の場合は、定期預金のように必ずしも右肩上がりで、お金が増えていくとは限りません。 時には、株や債券が下落して、投資したお金が減ってしまうこともあります。 例えば、株式の今までのデータを元に計算した、1年間の平均上昇率と下落率は、最大で次のようになっています。 ・日本株式 → プラス30% 〜 マイナス20% ・外国株式 → プラス30% 〜 マイナス10% つまり、日本株式は1年間で最大50%、外国株式で最大40%の、株価の変動があるわけです。 もし、たまたま投資信託が一番高いときに、一括して購入してしまったらどうでしょう? 100万円で買った日本株式投信が、1年以内に50万円まで下落することも、ありえるのです。(これはかなり極端なケースですが。) ですから、資金に余裕があるからといって、一括でまとめて投資信託を購入するのは、避けたいものです。 その点、毎月一定額を購入する「積立買付け」であれば、投信が高いときに買うこともありますが、逆に安いときに買うこともあります。 この積立買付けは、ドルコスト平均法と呼ばれ、購入価格の変動をうまく吸収する働きがあります。もちろん、ドルコスト平均法は万能とはいえませんが、大きなリスクを避けることができます。 もし、満期になったお金を遊ばせておくのがもったいなければ、金融機関にMRF やMMFの口座を開設して、毎月、自動的にその口座から投資信託を、購入できるようにしておけば、手間もはぶけます。 <投資信託Q&A一覧> |
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