投資信託

Q19:相場が下落しているときは、投信を・・・

投資信託投資信託Q&A>投資信託 Q19




Q19:相場が下落しているときは、投信を買わない方がいいですか?

A19:
投資信託は、長期運用が基本ですから、相場が下落しているからといって、あまり気にする必要はありません。

1年〜数年の短いスパンで考えると、相場が下落しているときに投信を買いにくいのは確かですが、株であれ債券であれ、右肩下がりでずっと下落することはありえません。

むしろ、価格が安いときに投資信託を買えるのですから、ラッキーだともいえます。そうはいっても、相場が下落しているときに買うのはやっぱり不安!というのであれば、毎月一定額の投信を購入する、「積立買付け」を利用するとよいでしょう。

積立買付けについては、Q6:あまりお金がなくても、投信を始められますか?をご覧ください。

投資信託は、基本的に次の3つを守って、運用を続ければ資産を確実に増やすことができます。

1)長期運用
短期的な運用ではなく、10年以上、できれば20年〜30年以上のスパンでみれば、株式や債券が一時的に下落しても、大きな影響はありません。

日本と世界の株式市場の、過去20年間の平均的な上昇率は、約6%〜9%になっています。これは、毎年6%〜9%づつ上昇したのではなく、マイナス20%の年もあれば、プラス30%の年もあったのです。

20年〜30年以上の長期運用ができれば、複利効果が働いて元本の数倍もの利益を得ることができます。

2)手数料(コスト)
投資信託の主な手数料は、販売手数料(購入時)、信託報酬(保有時)、信託財産留保額(売却時)があります。

この中でも、信託報酬は投資信託を持っている間は、ずっとかかってきますので、なるべく安い信託報酬が、設定されている投信を選びます。
(できれば、年間1%以下の信託報酬であれば、合格といえます。)

3)分散投資
投資信託は、日本と世界の株式と債券が投資対象ですから、それぞれのカテゴリーにバランスよく分散投資すれば、価格が大きく下落するリスクを、小さくすることができます。

例えば、日本株式、日本債券、外国株式、外国債券にそれぞれ1/4づつ投資を分散しておけば、その中の1つが大きく下落しても、他の3つでその分をカバーできる可能性が高くなります。





<投資信託Q&A一覧>
Q1:運用成績が悪い投信は、すぐ売った方がいいですか?
Q2:投信は元本割れすることがありますか?
Q3:投信の価格は、最大でどれくらい変動しますか?
Q4:どんな投資信託が儲かるのですか?
Q5:初めて投資信託を買う時は、どんな投信から始めるとよいですか?
Q6:あまりお金がなくても、投信を始められますか?
Q7:定期預金が満期になったので、投信を一括で買いたいのですが?
Q8:初めて投信を買うので、窓口の人にアドバイスを受けたいのですが?
Q9:インターネットで、投資信託を買うのは心配なのですが?
Q10:中小の証券会社で、投信を買うと安全性が心配なのですが?

Q11:投信を長期保有するときに、重要なことはなんですか?
Q12:投資信託を買うと、いろいろ手数料がかかると聞きましたが?
Q13:投資信託の複利効果とはどんなことですか?
Q14:別々の金融機関で買った投信を、1つにまとめることができますか?
Q15:毎月分配型の投信が魅力なのですが?
Q16:公社債投信と株式投信はどちらが有利ですか?
Q17:新興国の株式投信は、大きく値上がりするといわれていますが?
Q18:外国投信と国内投信の違いは何ですか?
・Q19:相場が下落しているときは、投信を買わない方がいいですか?
Q20:投資信託を買った後は、どうすればいいのですか?

Q21:持っている投信が、儲かっているのかわからないのですが?
Q22:いつ投資信託を売ったらいいのですか?
Q23:投資信託の運用は、いつ頃から始めるといいですか?
Q24:FXがかなり儲かると聞きましたが?
Q25:今持っている投信の他に、REITも買いたいのですが?
Q26:外国型投信では「為替ヘッジあり」の方が有利ですか?
Q27:新しく販売された、儲かりそうな投信があるのですが?
投資信託ニュース
投資信託の基本
投資信託のメリット|リスク
投資信託の種類
投資信託を選ぶ
投資信託を買う
投資信託を売る
主なネット証券
投資信託の情報源
投資信託Q&A
サイトマップ
Copyrights(c) 2011 投資信託 All Rights Reserved