投資信託 | |||||||||||||
Q4:どんな投資信託が儲かるのですか?
A4: 残念ながら、具体的にどんな投資信託がどのくらい儲かるのかを、予測することはできません。 投資信託は、日本だけでなく世界中に分散投資し、できるだけリスクを小さくして、長期運用することによって儲ける金融商品です。 もし、どの投資信託が儲かるかはっきりわかれば、現在3000本もの投信が販売されていないでしょう。 最近、注目されているブラジル、ロシア、インド、中国などのBRICsと呼ばれている国々の株価指数の上位ランキングを見てみると、毎年、順位が激しく入れ替わっています。 例えば、中国の上海市場のランキングは、2002年で世界7位、2003年で2位、2004年で13位、2005年で5位、2006年で1位と大きく変動しています。 株価はその時の世界情勢や、経済の動きによって、めまぐるしく変化するので、たとえ将来的に有望な国であっても、常に上昇するとは限りません。 ただ1つ言えるとは、株式や債券は変動幅があるにせよ、長期的に見ると必ず上昇しているということです。 例えば、ニューヨーク証券取引所のダウ平均を見てみると、1995年初頭は約4000ドルでしたが、2008年には、約12000ドルになっています。 ダウ平均は、13年で約3倍に上昇しており、これを利回りに直すと年利9%の1年複利で、運用したことになります。銀行の定期預金では、とても考えられない運用成績です。 もちろん、日本の株式市場のようにバブルがはじけて、長らく株価が低迷することもありますが、一方的に下落することはありえません。 ですから、儲かりそうな投資信託だけを選ぶのではなく、世界中の株式や債券にバランスよく分散投資することが、上手な資産運用の近道なのです。 <投資信託Q&A一覧> |
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