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Q17:新興国の株式投信は、大きく・・・
A17: 大きな値上がりを期待できる反面、その逆に大きな値下がりの可能性もあります。新興国といわれている国々の中では、 ・BRICs・・・ブラジル、ロシア、インド、中国 ・VISTA・・・ベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチン などの9カ国が特に、注目されています。 ちょうど日本の高度成長期と同じように、毎年6%〜10%以上の経済成長率となっています。 長期的に考えると、このような成長性の高い国々に、投資するのはとても有利だといえます。 しかし、これらの国々の株式の変動幅は、先進国と比べるとかなり大きく、安定性とういう点から見ると、不安があります。 現在、これらの新興国の株式時価総額は、全世界の約10%〜12%ほどになっています。 そこで、もし、これらの新興国の株式投信を購入する場合は、投資額の10%程度を目安にしておくと、リスクを小さくできます。 残りの90%はその他の世界株式や債券と、日本の株式などに分散投資しておけば、新興国の株式投信の値動きに、一喜一憂することもありません。 また、特定の国に投資する株式投信ではなく、新興国全体に幅広く投資するものを選ぶとよいでしょう。 具体的には次の2つがあります。 1)アクティブ型投信 積極的な運用で、市場の上昇率を越える運用成績を目指す株式投信です。通常は、1万円から購入できお手軽なのですが、信託報酬が高めの設定になっています。 2)海外ETF ETFとは、株式指数などに連動する投資信託のことをいいます。ETFは、一般の株式と同じようにリアルタイムで売買できる投信で、手数料もアクティブ型投信よりも安くなっています。 しかし、売買のときは米ドルでの取引となり、日本円を米ドルに換金しておく必要があります。また、最低購入価格は、十数万円からで、少しまとまった資金が必要です。 <投資信託Q&A一覧> |
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