投資信託 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Q13:投資信託の複利効果とは・・・
A13: 分配金を受取らずに、それを再投資して複利運用することによって、時間がたつほど収益が大きくなる効果のことです。 投資信託は、無分配型の投信であれば、数十年後にはこの複利効果で、非常に大きな利益を受取ることができます。 下表は、1年複利で単純に計算して、一体どれくらい元本が増えるかを、比較したものです。 <複利計算一覧表> (単位%)
例えば、元本500万円を利回り5%で運用した場合と、利回り6%で運用した場合を比較すると、35年後には (500万円×769%)-(500万円×552%)=3845万円-2760万円=1085万円 という大きな違いがでてきます。なんと元本の2倍もの差がつくのです。 つまり、全く同じ内容の投資信託であっても、運用利回りや信託報酬がわずか1%違うだけで、35年後には1085万円の差がでてくるわけです。 ちなみに、信託報酬は投資信託を保有している間、ずっと発生する手数料ですから、信託報酬の違いがそのまま収益に影響してきます。 そして、もう1つ注意してほしいのは、保有期間が長くなればなるほど、複利効果が大きくなるということです。 利回り6%の場合で見てみると、次のようになっています。 ・10年後→15年後・・・240−179=61% ・15年後→20年後・・・321−240=81% ・20年後→25年後・・・429−321=108% ・25年後→25年後・・・574−429=145% ・25年後→35年後・・・769−574=195% (最後の5〜10年間に注目!) このように、運用成績がそこそこで、信託報酬が安い投資信託は、長く持っていればいるほど、利益が膨らんでくるのです。 ですから、投資信託の価格が一時的に下がったからといって、何度も買い替えをしてしまうと、かえって損してしまうことが、よくおわかりいただけると思います。 <投資信託Q&A一覧> |
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