投資信託 | |||||||||||||
Q5:初めて投資信託を買う時は、どんな・・・
A5: 初心者の方におすすめなのは、インデックス型投信です。 インデックス型投信とは、株式や債券市場の指標(インデックス)に近い値動きをするように運用される投資信託です。 この指標(インデックス)は、日本ではTOPIX(東証株価指数)や日経平均株価を指し、外国では主要証券取引所の株価や債券の指標に、連動するものをいいます。 インデックス型投信のメリットは、手数料(信託報酬)が安いことと、仕組みのわかりやすさです。 1)手数料(信託報酬)の安さ インデックス型投信の、信託報酬は0.6〜0.8%程度で、一般の投資信託よりも安くて、お得になっています。 一方、指標(インデックス)よりも高い運用利回りを、目標にしたアクティブ型投信は、平均して1.5%ほどです。 信託報酬がこれだけ安いのは理由があり、インデックス型投信はプログラムによる自動売買で、運用されているからです。 つまり、ファンドマネジャーが市況を分析、調査して、直接銘柄を選定して売買することがないので、その分手数料が割安になっているのです。 (*信託報酬は、投資信託を保有している間は、ずっとかかってくるので、特に重要です。) 2)仕組みのわかりやすさ 日本や外国の、代表的な株式や債券の指標が投資対象のため、当たりはずれがありません。 市況が上昇トレンドのときは、当然インデックス型投信もそれに伴って上昇しますので、特定のカテゴリーに投資する投資信託よりも、単純でわかりやすくなっています。 ただ1つ気をつけたいのは、インデックス型投信を買う場合は、日本だけでなく外国のものも、同時に購入すべきだということです。 世界を投資対象にしたインデックス型投信であれば、日本の株式が不調のときでも、外国の株式や債券がその分をカバーしてくれる可能性が大きく、その逆のケースもありえます。 つまり、リスクを分散して安定的な収益を得る可能性が、それだけ高くなるわけです。 ちなみに、日本株式、外国株式、外国債券のインデックス型投信に均等に投資した場合は、過去20年の平均で年率約6.5%の、利回りとなっています。 最後に、代表的なインデックス型投信を上げておきます。 ◇TOPIX ・・・東証1部全銘柄の時価総額に連動する指標 ・インデックスファンド TSP ◇シティグループ世界国債インデックス ・・・日本以外の主要21カ国の債券時価総額に連動する指標 ・PRU海外債券マーケットパフォーマー ・年金積立インデックスファンド海外債券 ◇MSCIコクサイインデックス ・・・日本以外の主要22カ国の株式時価総額に連動する指標 ・PRU海外株式マーケットパフォーマー ・年金積立インデックスファンド海外株式 ・ステート・ストリート外国株式インデックスオープン <投資信託Q&A一覧> |
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