投資信託 | |||||||||||||
Q16:公社債投信と株式投信は・・・
A16: どちらが有利であるかは、はっきりいえません。 むしろ、公社債投信と株式投信の両方のバランスを考えて、保有することの方が大切です。 公社債投信は、国債や社債に投資するため、価格の変動が少なくローリスクローリターンの商品です。一方、株式投信は株式に投資するため、変動幅も大きくハイリスクハイリターンの商品です。 つまり、どちらも一長一短があるため、両方を保有することによって、価格変動のリスクを小さくすることができるわけです。 投資信託は、長期的に保有して安定的な収益を目指す金融商品であることを考えると、できるだけ資金を分散して投資することが重要です。 また、公社債と株式は一般的に、 ・株価が上昇傾向→債券が下降傾向 ・株価が下落傾向→債券が上昇傾向 のように、逆の値動きをするケースが多くなっています。 株式市場が低迷して、株式投信の価格が下がっても、公社債投信が上昇して、株式投信の下落分を、ある程度カバーしてくれることになるわけです。 公社債(債券)の価格変動の大きな原因には、市場金利があります。 金利が上がると債権価格は下がり、金利が下がると債券価格が上がります。 例えば、利回りが2%の債券を持っていたときに、市場金利が上昇して利回り3%や4%の金融商品が、登場したらどうでしょうか? もちろん、持っている債券を売って、利回りの良い金融商品を買うようになります。そうすると、債券の価格が下がるわけです。 逆に、市場金利が下落して、1%の金融商品が多くなったら、持っている債券の購入希望者が増えて、その結果、債券の価格は上がることになります。 <投資信託Q&A一覧> |
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