投資信託 | |||||||||||||
Q27:新しく販売された、儲かりそうな投信が・・・
A27: しばらく様子をみてから、購入するかどうか決めた方が良いでしょう。 新しく販売される投信は、当然のことながら過去の実績がなく、運用成績の目安が立ちません。 これは例えていうと、履歴書を見ないで社員を採用することとよく似ています。今まで、どんな会社に勤めて、どんな仕事をしてきたかわからない人を、いきなり雇うなんてこと、あるでしょうか?まず、ありませんよね。 投資信託の場合も、これと同じことがいえます。 新しく投信を販売するときは、目論見書(もくろみしょ)が作成され、どのように運用していくかを一般に公開します。 しかし、この目論見書は、あくまで商品説明書であって、これだけでは投資信託の将来の運用成績の目安を、予測することはできません。 もちろん、過去の運用成績が良かった投信であっても、それが継続するという保証は一切ありません。しかし、大切な自分のお金を託すわけですから、できるだけリスクを避けて、安心できる投信を購入したいものです。 少なくとも1〜2年ぐらいの運用期間があって、過去の運用成績がどうなのかチェックして選びましょう。たとえ、2年後にその投信が買えなくても、他の投信を探せばいいだけのことです。 また、新しい投資信託が販売された場合は、販売会社側も投資家に買ってもらうために、詳細なパンフレットを配布したり、キャンペーンを行うことになります。 特に、販売窓口で担当者と対面して、購入している方には、メリットを強くアピールして、販売につなげるケースも多くなると思います。 販売会社側にすれば、せっかく新しい投資信託を販売したのですから、できるだけ多く売りたいのは当然です。 しかし、本当に投資家の立場になって、すすめているのかというと・・・。やはり、少し疑問の残るところです。 (窓口の担当者が、全て同じだといっているわけではありませんので、誤解しないでくださいね。) それに、担当者のアドバイスで買ったとしても、リスクを負うのは全て投資した本人なのですから。 <投資信託Q&A一覧> |
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