投資信託 | ||||||||||||||
投資信託の売却のタイミング投資信託の運用の基本は、できるだけ低コストで長期的に運用し、しかも分散投資することです。 この3つが上手くいけば、5年〜15年以降には、大きなリターンがかなりの確率で期待できます。 しかし、いろいろ状況が変わっていく中で、投資信託の償還前に売却するケースもありえますので、売却のタイミングについて取り上げました。 売却のタイミング1)運用成績が悪いときこれは、投資信託を売却するときの、一番の原因になります。過去の運用成績が悪いだけでなく、将来的にも運用成績がよくなる見込みがないときは、早めに売却して他の投資信託に、乗り換える方が得策です。 ただし、購入してから数カ月程度、運用成績が悪いというだけで、すぐに売却するのは手数料(コスト)の面でも不利になるので、最低1年ぐらいは様子を見たいものです。 2)投信の運用方針が変わったとき投資信託は、運用会社によって途中で運用方針が、変更される場合があります。例えば、債券を中心にした投信だったのに、株式の比率を多くして、高いリターンを求める投信になることもあります。 もしこれが、自分の考えている運用方法と食い違うようなら、売却を検討しましょう。 途中で運用方針が変わったときは、新しい目論見書が送られてきますので、必ず内容をチェックしておきましょう。 3)自分の運用方針が変わったとき今までの運用で十分資産の蓄えができて、趣味やレジャーに使える余裕ができたときや、その逆に積極的な資産運用を目指すときなどです。目的に応じて、投信の内容を検討して、売却や買い替えをするのがよいでしょう。 4)条件のよい投信が販売されたとき今、保有している投資信託に比べて、・販売手数料が無料(ノーロードファンド) ・信託報酬が非常に安い(例:0.8%以下) ・無分配の投信(分配金を償還時に一括で受取り) などの条件であれば、その投信に乗り換えることを考えてもよいでしょう。 ただし、販売開始から最低1年〜2年くらいは、その投信の運用成績などをチェックして、様子をみましょう。 5)リバランス(ヘアーカット)するとき投資信託を複数保有していると、それぞれの投信の運用成績によって、投信の資産比率が変わってきます。この比率を修正するために、ときどき投信を買い増ししたり、一部売却することも必要になってきます。 詳しくは、このサイトの Q20:投資信託を買った後は、どうすればいいいのですか?をご覧ください。 ![]() 運用成績や基準価格が、一時的に悪くなったときにあわてて売るのは損! 少し長い目で、慎重に資産運用を考えよう
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