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投資信託のクローズド期間

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クローズド期間とは

投資信託を購入してから、一定期間、売却できない期間のことをいいます。
投資信託は、まとまった資金をある一定期間、運用することによって収益をだす仕組みになっています。

ところが、投資信託の売却があって、資金が大きく変動すると、投信の運用そのものが上手くいかなくなります。

これを避けるために、クローズド期間が設定されているのです。
ただし、このクローズド期間も、投資信託の種類によって設定期間が違います。

1)単位型投信のクローズド期間

単位型は、販売期間が限定されている投資信託で、信託期間(運用期間)が、約5年〜10年、あるいは無期限のものです。

クローズド期間は、投信の設定から半年〜1年であったり、最後まで一切売却できないもの(全期間クローズド型)など、長めの設定になっています。

このため、クローズド期間が長い投資信託を購入する場合は、必ず余裕資金の範囲内で購入するようにします。

クローズド期間は、投資信託の銘柄によって違いがありますので、購入前には必ずチェックしておきましょう。

2)追加型投信のクローズド期間

追加型は、いつでも購入できる投資信託で、その手軽さから最近の投信は、このタイプが多くなっています。

クローズド期間は、設定が無いものや、あったとしても数カ月とか、決算時期のみという短期間の投信がほとんどです。

追加型投信は、保有期間の制約がなく買い替えができますが、その時に発生する手数料を正確に計算して、できるだけ損をしないようにしたいものです。

クローズド期間の例外

クローズド期間であっても、次のような、やむおえない事情のときは、売却が認められています。

 ・破産したり、死亡したとき
 ・地震、台風などの天災で、財産を失ったとき
 ・大ケガ、大病などの理由で、収入が途絶えたとき

*販売会社によって、上記の基準には多少違いがあります。


・単位型のクローズド期間は、半年から無期限までいろいろ
・追加型のクローズド期間は、原則として無いものや数カ月のものが多い





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