投資信託 | ||||||||||||||
投資信託を売却したときの利益投資信託を売却すると、手数料と収益に対する税金が差し引かれます。 ここでは、売却したら一体どれくらいの利益になるのかを、具体例を上げて計算してみます。 投資信託を売買したときの条件◇購入時・株式投信を100口購入 ・購入価格(基準価格)は、1口 1万円 ・販売手数料は基準価格の2% ・信託報酬は年 1% ◇売却時(解約請求) ・購入してから、ちょうど3年後に中途売却 ・基準価格は1口 1万2500円に上昇 ・信託財産保留額は売却代金の0.5% 売却利益の計算利益は、次の式で計算できます。基準価格の差額−(税額+手数料)=利益 1)基準価格の差額 (1万2500円−1万円)×100口=25万円 2)税額 25万円×10%=2万5000円 *ただし、2009年1月からは、税率が変更になります。 3)手数料 ・販売手数料(購入時に1回のみ) 1万円×2%×100口=2万円 ・信託報酬(保有期間中) 1万2500円×1%×3年×100口=3万7500円 *信託報酬は、その時の純資産総額にかかりますので、正確には、 もう少し安くなります。 ・信託財産留保額(売却時に1回のみ) 1万2500円×0.5%×100口=6250万円 以上を計算すると、 25万円−(2万5000円+2万円+3万7500円+6250円)=16万1250円 が、売却したときの利益になります。 投資信託のトータルの収益上記の16万1250円の他に、投資信託の運用による分配金もあります。よって、16万1250円+(分配金−分配金の税額−手数料)が、投信のトータルの利益になります。 もちろん、これは運用成績が順調で、基準価格が上昇し、分配金をもらえるときのケースです。 (なお、ここでは販売手数料、信託報酬、信託財産留保額以外の手数料は、計算に入れていません。) ![]() 投資信託を売却したときの利益は、 (投信の基準価格の差額+分配金)−(税金+手数料)
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