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毎月分配型の投資信託

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投資信託の分配金は、償還(満期)まで分配金を受取らない無分配型や再投資型と、投信の決算ごとに分配金を受取る、分配型があります。

そして、分配型の中でも毎月一定額を受取る、毎月分配型の投信に人気が集まっています。

この毎月分配型は、老後の年金の足しにしたり、毎月のお小遣いのように受取れるので、人気があるのも当然かもしれません。
しかも、毎月の受取り額が一定のため、計画的なお金の使い方ができます。

しかし、このようなメリットだけでなく、次のようなデメリットもありますので、注意しましょう。

毎月分配型のデメリット

1)元本の取り崩し

運用成績に関係なく、毎月分配金の支払いが必ず発生するので、元本の一部を取り崩すこともありえます。

例えば、1カ月間の運用益が元本の0.4%だったのに、分配金の支払額が0.4%を超えている場合です。

つまり、運用成績が悪いときが続くと、投資信託の元本が徐々に減っていき、受取る分配金の額が、先細りすることも起きてきます。

2)リスク

それぞれの投資信託により、投資対象は様々ですが、リスクの高いものを運用している場合は、大きく元本を割り込むこともあります。

特に、外国の株式や債券で運用している投資信託は、為替レートの変動による影響も大きくなります。

3)分配金のトータル受取り額

毎月分配金を受取るたびに、手数料が必要になるので、トータルの分配金の受取り額が少なくなります。

これに対して、償還まで分配金を受取らない無分配型は、手数料もかからず分配金を再投資できるので、複利効果もあります。
このように、デメリットも多いので、購入前によく比較、検討しておきたいものです。

また購入後は、投資信託の純資産総額や基準価格をときどき調べて、運用状況を確認しておくことも大切です。

毎月分配型の具体的なデメリットについては、Q15:毎月分配型の投信が魅力なのですが?をご覧いただくと、よくおわかりになると思います。


毎月分配型は、分配金を受取るたびに元本を取り崩したり、手数料が差し引かれるので、長期的な運用では不利





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