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投資信託のリスク分散|メリット3

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投信はリスクが分散できる

投資信託は、市場の大きな変動によるリスクをおさえるために、複数の銘柄を組み合わせて、分散投資する仕組みになっています。

このため株取引のように、ある特定の銘柄だけが大きく値下がりしても、他の銘柄でカバーすることができます。

例えば、海外の大きな値上がりが期待できる株式(リスク大)と、日本の安定的な株式(リスク中)を、複数組み合わせるのもその1例です。

理想的な投資信託の投資方法としては、日本の株式・債券と日本以外の株式・債券の、4つのカテゴリーをバランスよく購入することです。

つまり、ある地域や国に片寄らず、世界中の株式や債券に分散投資するのが、一番よいといわれています。

とはいえ、現在の日本の株式市場は、なかなか上昇トレンドに向かっていません。

しかし、世界中から多くの投資が行なわれている「BRICs」(ブラジル、ロシア、インド、中国)をはじめ、最近では「VISTA」と呼ばれている、発展途上国の株式が注目されています。

このVISTAとは、その国の頭文字を表し、ベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチンの5カ国です。

新興国の株式は、日本市場と比べ株価の変動も激しく、リスクがかなり高くなっていますが、ここでも複数の株式銘柄に投資することによって、リスクを抑えることができます。

少し資金的に余裕があれば、上昇トレンドが強い有望な株式を組み込んだ投資信託を、購入してみるのも1つの方法です。

このように、複数の銘柄に同時に投資してリスクを分散できるのが、投資信託の大きなメリットです。
また投資信託は、わずかな資金(最低1万円)から始めることができます。

少しずつ投資額を増やしていき、ある程度、投資信託の知識が身に付いたところで、資産の一定割合を投資信託で運用することもできます。
これで、最初から大きな資金を運用する、リスクを避けることもできます。


投資信託は、世界中の複数の株式や債券に分散投資するので、特定の銘柄に投資する株式よりも、リスクをおさえるメリットがある





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