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投資信託は元本保証なし|リスク1

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投資信託のリスクは、大きく分けて次の4つがあります。
1)元本保証なし
2)クローズド期間
3)手数料(コスト)
4)為替レート

ここでは元本保証について解説しますが、これには「価格変動リスク」と「信用リスク」があります。

価格変動リスク

投資信託の投資対象は株式や債券ですから、当然、投資信託もこれらに、連動する傾向があります。

日本国内の株式を対象とした投信であれば、日経平均株価が上昇トレンドのときの運用成績は、好調になるのが普通です。

逆に下降トレンドのときには、運用成績を上げるだけでなく、元本保証さえむずかしくなります。たとえ、プロのファンドマネジャー(投信の運用担当者)であっても同じです。

また海外の株式や債券を、主な投資対象にしている投資信託では、その国の経済状況によって、大きく影響されることもあります。

投資信託は、複数の株、債券に分散投資するので、ある特定の株式などのリスクを、おさえることができます。しかし、市場全体のトレンドに逆らうことは、できないわけです。

ですから、投資信託を購入する場合は、元本保証がなく、運用成績次第で元本割れもありうることを、十分理解しておく必要があります。

信用リスク

信用リスクとは、株式、債券などを発行している企業や団体が、倒産や破産してしまうことをいいます。

このような株式、債券が組み込まれた投資信託は、一気に運用成績が悪くなり、元本割れの可能性が非常に高くなります。

特に、海外の新興国の株式型投信や信用力が低い、海外のハイイールド債券、エマージング債券などは、その可能性が大きいといえます。

*ハイイールド債・・・海外の格付けの低い社債
*エマージング債券・・・海外の新興国が発行した債券

とはいえ、主要な銀行や証券会社、郵便局で販売されている投資信託は、このような信用リスクが起きないよう、銘柄の選定には十分配慮されていますので、あまり気にすることはないでしょう。

ですが、先進国と比べ新興国の投資信託の場合は、信用リスクが大きくなることは確かなので、購入の際は気をつけたいものです。


投資信託は、元本保証の金融商品ではなく、ときには市況の変化によって、元本割れすることもある





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