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投信|国内型と国際型(外国型)

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投資信託は、投資する対象地域によって、国内型と国際型(外国型)があります。
また、これらをミックスして組み込んだ投資信託もあります。

国内型

このタイプの投資信託は、日本の株式や債券が投資対象です。

日本市場の株式、債券は短期間に大きく変動することが少ないので、国際型(外国型)よりも、リスクが少ないといえます。
その分リターンを大きく期待しても、国際型ほど運用成績が伸びないこともあります。

もちろん、投資対象が株式や債券ですから、一般の預貯金よりはるかにハイリターンが期待できます。

また、株式と債券をバランスよく保有していれば、株式が下落したときに債券でこれをカバーできる可能性があり、その逆のこともありえます。

国際型(外国型)

投資対象は、主に海外の株式や債券になります。
国内型よりもハイリスク・ハイリターンの投信が多く、実際の運用成績も国内型を上回っているものが、多くなっています。

特に、ブラジル、ロシア、インド、中国などのBRICsと呼ばれる4カ国と、VISTAと呼ばれるベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチンの5カ国の投信は、国際型の中でもかなりの、運用益が期待できます。

もちろん市場のトレンドは、一本調子の上昇が継続することはありえませんので、何かのきっかけで大きく反落する可能性も、十分あるので注意が必要です。

また、国際型の投信は、為替レートの問題があります。
レートの変動によっては、運用益が良くても為替差損で、大きく目減りしたり、あるいは元本割れということもありえます。

例えば、為替レートが1米ドル=120円のときに米国債を購入し、1米ドル=100円のときに売却すると、1米ドルあたり20円の損になります。

つまり、購入時よりも
・円高で売却すると→差額が損失
・円安で売却すると→差額が利益
になります。

この為替差損に対処するために、為替ヘッジという仕組みが用意されています。

為替ヘッジとは、あらかじめ売却するときの為替レートを決めておくことで、思わぬ為替変動にも対応できます。
(この仕組みを利用するときは、別途、手数料が必要)

現在、国際型の投資信託を購入するときは、この為替ヘッジの有無を、選べるものが増えています。


・国内型投信→日本の株式や債券に投資。元本割れは比較的少ない
・国際型投信→外国の株式や債券に投資。銘柄によっては、かなりの
          ハイリスク・ハイリターン





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