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投資信託の目論見書(もくろみしょ)投資信託>投資信託を選ぶ>投資信託の目論見書(もくろみしょ) 目論見書目論見書とは、投資信託を購入するときに知っておくべき、重要事項が記載された説明書のことです。この目論見書には、運用会社によって作成され、投資家に必ず交付すべき「交付目論見書」と、投資家から請求があったときに交付する「請求目論見書」の2種類があります。 目論見書の入手先目論見書の入手は、投資信託を購入した販売窓口だけでなく、販売会社や運用会社のサイトでも可能です。通常は、PDF形式のファイルになっており、ダウンロードすれば、すぐに内容をみることができます。 目論見書のチェックポイント目論見書には、投資信託に関する事柄が数十ページにわたり、詳細に記載されています。この中で、特に重要な以下の事柄は、必ず目を通しておきましょう。1)投資方針と投資対象具体的にどの国の、どんな銘柄(株式、債券、REITなど)に、どれくらいの割合で投資するのか。そして、運用目標はどれくらいを目指すのかが、記載してあります。 2)信託期間信託期間とは、投資信託が運用される期間のことをいいます。運用期間が決まっている場合と、無期限の2つに大別できますが、なるべく信託期間が長い投信を選びましょう。 信託期間が短いと、投信の利点である長期運用ができません。 3)分配方式分配金の受取り方法のことです。投資信託によって、毎月、3カ月、半年、1年ごとに受取る分配型と、分配金を再投資して、最後に一括で受取る無分配型や再投資型があります。 分配型は、定期的に分配金を受取る楽しみと、安心感があります。 しかし、運用面でみると無分配型や再投資型の方が、分配金の受取り総額が多くなります。 4)信託報酬投資信託の運用を、専門家に任せるその報酬として、純資産総額の一定割合を手数料として支払います。(通常は、1年間で0.6%〜2.5%ほどです。)信託報酬は、投信を保有している間はずっと発生するので、わずかな手数料の違いでも、長期的に見ると大きな差になります。このため、できるだけ信託報酬が安いものを選びましょう。 5)販売手数料販売手数料は、投資信託を購入するときだけ発生するものです。目論見書には、正確な販売手数料が記載されていない場合もありますので、必ず販売窓口で確認しておきましょう。 販売手数料の上限は、法律で基準価格(購入価格)の3.15%以下と決められています。 なお最近は、販売手数料無料の「ノーロードファンド」と、呼ばれる投信も増えてきました。ただ、それ以外の手数料が割高になっている場合も、ありますので注意しましょう。 6)その他の手数料上記の他にも、信託財産留保額や解約手数料などが、発生する場合もありますので、しっかり確認しておきましょう。![]() ・目論見書は、投資信託の商品説明書 ・自動車やパソコンと同じように、スペック(=投資内容)はよく確認しよう
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