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投資信託の評価機関

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投信の評価機関

投資信託の購入は、第三者の客観的立場での格付け(レーティング)を参考にすると、選びやすくなります。

投資信託の、格付け(レーティング)を行っている会社は評価機関と呼ばれ、
(社)投資信託協会のデータを元に、各社独自の基準で格付けを行っています。

この評価機関が格付けをするのは、一般的に純資産総額が10億円以上で、設立後3年以上の、追加型株式投信になっています。

格付けには、それまでの分配金の実績、運用方針、騰落率などを分析、検討して、4〜5段階に分けられてます。

また、過去1年の運用成績を、成績順に並べたランキングも公表されており、非常に参考になります。

ただ、1つ気をつけたいのは、各評価機関によっては、同じ投資信託であっても格付けが違うことがあります。
これは各社の評価基準が、同じでないために起ります。

このような時は、複数の評価機関をチェックして、その平均をとるとよいでしょう。
代表的な評価機関には、次のような会社があります。

1)モーニングスター

日本国内の追加型株式投資信託の評価を、「モーニングスターレーティング」と呼ばれる方法で、評価分析しています。
SBIグループと、米国モーニングスターの合弁により設立され、総合的な金融商品の情報を提供しています。

2)格付投資情報センター(R&I)

格付事業を主に、投資評価事業、情報事業の、3つの事業を行っています。
 ・格付事業・・・ローン格付け、金融格付け、事業債格付けなど
 ・投資評価事業・・・投信運用評価、年金運用評価、ファンド信用格付けなど
 ・情報事業・・・ネットと専門誌による情報発信、書籍の発行など

3)ロイター・ジャパン(リッパー・ジャパン事業部)

一般の投資信託、ETF、REITなどを5段階で、独自に評価格付けしています。また、金融商品に関する世界中のニュースを、ジャンル別に紹介しています。

4)スタンダード&プアーズ

株式と債券の信用力を調査して信用格付けを行う、世界的に有名な格付け機関です。米国が本社。
代表的な格付けランクとしては、AAA、AA、A、BBB、BB〜Dまでの10段階があり、Dに近づくほど信用度が低くなります。

5)大和ファンド・コンサルティング

大和証券グループの子会社で、投資信託の独自評価、格付けの他に、資産運用のアドバイス、年金運用コンサルティングを行っています。

*ネットを利用すれば、すぐに各投資信託の格付けがわかりますので、おおいに活用しましょう。


投資信託は、信頼できる機関で格付けが行われているので、購入するときに役立つ





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